2009年7月12日梅雨明けしそうなこの日に、足久保の山へ行ってきた。足久保山岳会として地元足久保の山に登っておきたいと考えていたのだが、やっとその使命を果たすときがきた。メンバーは幹部の3人、山桜会長、私とJだ。「まずは、足久保を囲む南側の尾根を縦走しよう」と私が提案し、山桜とJが同意してくれた。
「バッチこい!」山桜とJ。夏の低山は蒸し暑くて大変そうだと心配になるが、気合をいれた。まずは突先山を目指し沢沿いの道を行く。
不思議な植物を発見。脱皮中だ。これは一見食べられそうだが、毒に違いない。
三条の滝を撮影するところ。きれいな滝の写真が瞳の複写に載るだろう。
目の前の苔に覆われた大きな木を眺めていると、ミクロの世界に気がついた。小さな森みたいだ。
おおたるの滝。「なんとか登れんじゃないか」と沢屋の冒険心を騒がせる滝だ。
釜石峠に着き、歯痛地蔵にお参りを済ませた。あいかわらず歯が痛そうだ。
「きた〜!」と山桜が叫んだ。足久保の槍、突先山に着いた。この先まだまだ、長い。
「なんだこれは?」大きな罠を見つけた。熊を取るためか?自分たちが閉じ込められないように、恐る恐る調べる人間達。
大山の鉄塔に着き休憩をとった。高山(牛ヶ峰)を目指しここから急な坂を下ることになるのだが、湿った地面は滑りやすく、膝も痛み出してきた。林道が現れた。どうもその林道は、足久保から水見色へとつながっていそうだ。林道をたどり、適当に尾根に入り藪の中を登っていった。
高山の展望台に着き、昼食を食べた。高山から普通に登山道を下るのはつまらないので、尾根づたいに行き、諸川池に下りようと計画していたのだが、疲労もたまっていた。しかし、休憩後の話し合いで、計画通り諸川池に行くことに決まった。二万五千分の一の地図を見ながら、道探しをして進んだ。尾根から外れないように注意していればいいので、それほど難しくはなかった。
おいしそうなきのこを発見。今回は数種類のきのこを見た。見つける度に味噌汁にいれて食べたいと思うが、毒があるに違いない。
諸川池に続く道は見つけることはできなかったが、モノラックを見つけレール沿いを下り、無事に諸川池に到着した。約9時間にわたる、足久保山脈南側尾根縦走を達成した。
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