泣き尺！

テンカラ修行に出かけた。

高巻きで気を使ったり、岩をよじ登ったりと大変だが、やっぱり沢歩きは気持ちがいい。いつも岩と水に感動する。そして、魚に出会えれば最高だ。

深い淵に魚が見えた。気配を消してゆっくり誘いをかけてみる。魚が寄って来た。が、なかなか食いつかない。何回も繰り返し、あきらめかけた時に別の場所に毛バリを放り込んだ。すると、自然に流れた毛バリに大きな当たりが来た。合わせてみると、重い！興奮しながら釣り上げたアマゴは泣き尺だった。今まで釣ったアマゴとは顔つきが違っていた。

活躍した毛バリが、このゼンマイの綿を使った逆さ毛バリ。よくやってくれた。がまかつのテンカラ専用針は飛ばしやすい。