今年の沢納めとして、お世話になった沢へひとり出かけた。
やっと、テンカラの腕がうまくなった。沢組合で本格的に渓流釣りを始めたのが2011年、その前からテンカラをしたので、5年ぐらいかかってやっと釣れる感じが分かってきた。
うまくなった理由として、視認性の高いレベルラインにしたこと、それから、気配を消すことを覚えたことだと思う。魚のいそうなポイントへすぐに近づいてしまわず、手前から毛バリを打ち込み少しずつ進むようにしている。合わせには、まだびっくりする。糸の先に違和感を感じたら、とりあえず合わせている。不自然な糸の動き、水面が盛り上がる、魚が跳ねる、魚が毛バリを食べる瞬間が見えた時など。
一人で沢に行くようになり、自然をよく観察できたのもうまくなった理由だと思う。透き通った水を泳ぐ小さなアマゴを、気のすむまで眺めたこともあった。今年も、沢の流れにとても癒された。来年の沢シーズンまで、クライミングか山に登って楽しみに待とう。
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