とうとう憧れの城ヶ崎に足を踏み入れた!
遊歩道から懸垂下降で降り立った城ヶ崎・シーサイドロックは、クライマーで賑わう別世界だった。海岸沿いの岩壁が横に長く続き、たくさんのクライマーが登っている様子でルートの多さがわかった。
懸垂下降で降りた所にある名探偵登場5,8とハジノライン5,10aのルートをトップロープで登った。緊張しながら岩の感触を確かめた。大室山の溶岩が固まってできた城ヶ崎の岩は、まだ触ったことのない独特な感じがした。
これが城ヶ崎か・・・、首をかしげながら隣のサンセットエリアに行くと、トシゾーさんがかぶった岩から今にも落ちそうに!しばらく踏ん張るが、耐え切れずフォール。風に吹かれて11a。このルートがハング入門ということは、城ヶ崎、次元が違うようだ。
ティンカーベル10bをリードするトミーさん。今回、トミーさんがたくさんトップロープをセットしてくれた。リーチのある手と足は、流れるように滑らかに動く。さすが13クライマー、見ているだけで勉強になる。私はトップロープで登るが、10bなのに、数回諦めかけた。
隣では風に吹かれてを狙うトシゾーさんが、核心部分を見上げていた。どうしたら壁を越えられるのか?悩むこの時間が、実は充実していたりする。
そして、もう一度挑戦するが、核心でまたもフォール。悩む時間が次回まで延びた。それにしてもこのサンセットエリア、かぶっているので、岩が押し迫ってくるようだ。
ファミリークラックエリアに移動し、昼食の手作りサンドイッチを食べた。そして、ベビークラック5,7をリードした。結局、リードはこのルートだけだった。カムのセットが甘く、トミーさんにセットの仕方を教えてもらった。イレブンクライマーとなったQさんもクラックには苦戦していた。
マザークラック10cを登るOさん。最後のフェイスを私は登れなかったが、Oさんは登りきった。このマザークラックは途中、岩に包まれるようになる。まさに母なるルートだ。
最後にファザークラック10b。素晴らしいフィンガークラックから
トラバースして斜めのクラックに続くのだが、最後のクラックがまた難しい。どうすればいいのか、まったく見当が付かない。「海金剛へ行くなら、この辺のクラックは登れないとね」とトミーさん。しかしクライミングは奥が深い。海金剛目指してクラックの練習をしないと!
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