「今度こそイレブンクライマーになってやる!」狙うはもちろんブラウンシュガー11a。トシゾーさん達にお願いして、再び城山へ。城山へ向かう途中、トシゾーさんからメールが届いた。そのメールにはなんと「ツノッチ発見!」の文字が・・・!?行方不明になったbiku biku boysの仲間、ツノッチの生存に興奮した。トシゾーさんと合流し、ツノッチの状況を聞いた。真実が解き明かされるその瞬間は、謎の期間が長い分だけ解放感のような安堵した気持ちになった。
南壁に着くと、ブルースカイを登り終えたトシゾーさんとQさんがいた。ツノッチの話を聞いた後、トップロープでアップしようかと思っていたら、「えっ?もちろんリードでしょ!」とトシゾーさんから有無を云わせぬことばが!確かにイレブンを登ろうとしているのに、5,9に怖気ついてたらダメだ。ただ、ツノッチとのヌンチャク残置騒動で苦手意識があり、気が進まなかった。それでも、核心であるハングを越えることができた。ブルースカイにリベンジを果たした。次にトップロープで登るsaeは人口壁でもハングを越えたことはなかったのだが、
へばりつきながら、気合で越えていった。初ハング越えおめでとう!
その後、Qさんもリードで登るが、Qさんの静的な登り方とリーチとパワーのトシゾーさんの登り方で夫婦対象だ。
そして、目標のブラウンシュガーのあるフレンチフェイスエリアへ。やる気十分で岩に取り付くが、なぜか体が硬く動きがとても悪かった。「なんだかおかしい・・・」登れる気がしなくなり、恐れに完全に飲み込まれた。落ちるのが恐い。動けないまま、しだいに力尽き、落ちていった。
意気消沈しながら座り込んでいると、Qさんがリードを始めた。そして、少しずつ高く、高く登っていった。2回目のリード達成。正真正銘のイレブンクライマーだ。
隣では、フレンチドレッシング11cをトシゾーさんが登りはじめていた。細かいホールド、ハング、苔に苦しんでいるようだった。イレブン台なのに、こうも難易度が違うのか?
その後、フレンチドレッシングを諦め、ハートルート11aを簡単に登っていた。どうも11aと11cの間でも大きな壁があるようだ。
ブラウンシュガーを登るsae。トップロープだが登りきってしまった。上手くなっているなと眺めていると、「genと同じレベルじゃないの?」と、とんでもないことをトシゾーさんが話していた。
Qさんがハートルートを登りだした。うかうかしていると、どんどん差をつけられてしまうようだ。
まさにハングのデッドフォール10d。 今週、タスマニアへ沢登りに旅立つ、冒険家夫婦はこの日も登りまくっていた。どんな冒険記が聞けるのか?楽しみにしています!
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