以前、登山口を間違えて登れなかった雨ヶ岳へ行こうと、山桜会長と計画を立てた。ところが、なんだ?!歩き始めると、なぜかバスが倒れていた。そして、道が消えてしまった。またしても登山口を間違えてしまった。もう一度地図をよく見直し、引き返した。
登山道に戻り、朝霧高原の森を進んだ。目の前には竜ヶ岳が見える。時々吹く冷たい風が心地よかった。東海自然歩道があり、このあたりの散策も良さそうだ。
端足峠で休憩をとり、尾根上を雨ヶ岳に向かい歩き出すと、眼下に濃い青色をした部分が現れた。山々の景色を切り抜いたようにある、本栖湖だ。
木登りしたくなる木を見つけた山桜が、助走をつけて登りはじめた。
富士山とそのすそ野に広がる樹海の眺めにはいつも圧倒させる。
1772mの雨ヶ岳は、まさに足久保山岳会の山のように感じた。山頂にいると、十枚山の標高に近いからか、原点に戻った気持になった。太陽のした、笹のうえに寝転がり、のんびり昼寝をした。
下山途中の沢で顔を洗った。澄んだ水はやさしく清めてくれた。
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