安倍奥 大樽沢

2012年6月3日今年の沢登りが、やっと始まった!4月から5月に結婚式、新婚旅行、転職と人生の大きな出来事が続いていた。どれも自分にとって大切で、かけがえのない経験となった。がしかし、いつも心の片隅にあった沢のことが気になり始めていたのだった。「そろそろ、沢の水につかりたいな」
まずは「山やへの扉」を調べてみると、安倍奥・大樽沢の記事を見つけた。入門の沢ということで今年の沢初めにはちょうどよさそうだ。行き方は、内匠の大樽沢橋を通り過ぎ、すぐ左の林道を入るとトシゾーさんから情報を得た。一回目はこの林道を通り過ぎてしまったが、地図を確認し見つけることができた。林道の奥にある広くなった場所に車を停め、堰堤の向こうから入渓した。
かなり寝坊して、10時30分にスタートした。あまり時間はないが、感じだけでもと、久しぶりの沢登りに気持ちは弾んだ。
入渓してすぐに3段の滝が現れた。初めての来る沢は、その先に何が待ち受けているのかドキドキする。
ロープなしでも登れそうだったが、念のためロープを出しリードした。ナッツでプロテクションを1回取る。
3段の滝を越えると、左側が大きく崩壊した場所に出た。その先に、
現れる見事な滝、その名も「山の神滝」。
滝に近づき、ルートを探ると、くっきりとラインが見えた!トシゾーさんからハーケンを打つほうがいいとアドバイスをもらったが、たしかにその通りだ。リードしたいが、沢ガールsaeはまだハンマーを持っていないので、ハーケンの回収ができない。なので、トップロープで遊ぶことにした。
滝に登る前に、弟のShinからもらったトライカムを試しにセットしてみた。
泥のついたクラックでもガッチリ決まっていた。また、強力な装備が増えてしまったようだ。
高巻いてトップロープをセットし、まずは私から登ってみた。滝の水しぶきが邪念を洗い流してくれるようだ。とは言ってもカッパは必要だ。
最近、料理中に指先を切ってしまった、数少ない沢ガールsae。上部、滝の落ち口は、ホールドが細かく苦労していたが、何とか登りきった。
時間も来たのでここで終了し、この後、懸垂下降もしながら沢を下った。大樽沢、短かい区間でも滝がおもしろいので、沢登りを楽しめる沢だった。

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