県民の森 散策

2012年10月21日県民の森を歩きに行ってきた。味気のない植林の山が多いこの山域にとって、原生林の森は貴重な場所に違いない。一旦、人の手が入ってしまうと、人によって管理し続けなければ、森が荒廃していくと話しに聞いた。確かに、いたるところで土砂崩れが目立つ。それに比べ、原生林は自らのサイクルで、森を保っている。そこには、しっかりと季節の変化が見て取れる。倒木に苔が生え、土に戻りまた芽が生えるといった、生と死が、命の循環を続けていくことも分かる。
そして最近、新しい命をお腹に抱えたザイルパートナーsaeを自然の中へ、久しぶりに誘ってみた。以前リレー登山で訪れた井川峠へ。
秋は1年のうちで、色彩豊かな、実りの時期であり、この季節の自然は穏やかでとてもきれいだ。紅葉の真っ盛りはもう少し後だが、少しの木々には明るい色の葉を見ることができた。
井川峠から南へ尾根道を歩いた。広く、歩きやすい道のある尾根だ。
大きな倒木を見つけた。自然のサイクルのすごさを垣間見たようだった。
暖かい日なたで、カップラーメンとおにぎりを食べ、食後にチャイを飲んだ。静かな森の中で、のんびりとした時間を味わった。
この日、デビューしたザック、macpacパーシュート!容量は50Lで、来年の沢用のために購入した。丈夫でシンプル。いい相棒であって欲しい。
苔むした道をゆっくり歩いた。
見上げると、鮮やかな葉が陽を受けて輝いていた。
帰りの道路沿いからは、井川を望むすばらしい展望があった。久しぶりにsaeと自然の中に行けてよかった。体を無理なく動かし、森林浴でリラックスできたでしょう。

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