岩岳アイゼンガルド (キノコ岩?)

2013年11月17日トシゾーさん達と岩岳アイゼンガルドへクライミング。
今回のメンバーはアカシさん、労山のHさん、最近ノースで仲良くなったスケムネさん、そして城ケ崎以来の13クライマー・トミーさん、Oさんの7人。真先峠から地蔵峠まで意気込んで歩いていると、トシゾーさんの姿がない?二日酔いで、Oさんとゆっくり歩いていたようだが、トシゾーさんより早く歩くなんて!?今まででそんなことなかったなぁ。
地蔵峠から岩岳までの稜線を行く道にはいつも感動する。天気が良かったので、振り返ると、幾重にも重なる山と静岡が見渡せた。
いつものように不思議な雰囲気の漂う岩岳のサンクチュアリを通過した。
岩場に着くと、すばらしい眺めが広がる。しかし、相変わらずの強風に、登りでかいた汗が一気に冷えていった。ダウンはいらないだろうと、甘く見た私は、これから終始凍えることとなった。
まずは、「サルマンサンバ」5.9でリードするが、寒さで岩が痛い。あまりの寒さに、ルートの真ん中で、手をこすったり、首に付けたりして暖め、なんとか登りきった。この後、スケムネさんもスムーズにリードし、見事フラッシュ。
隣のルートでは、トミーさんが、4段とハングが連続するルート「ファルコンファング」11aを登りだした。久しぶりにトミーさんのムーブが見れるとあって楽しみにしていたが、やはりすごかった。核心は寒さ。登るほど風が強く寒くなるが、しばらく手を暖め、きれいなムーブでオンサイト。トゥフックが決まっていた!
この岩場のおすすめルート「ウルクハイ・ワルツ」10bにスケムネさんが取り付いた。真ん中のクラックはナチュプロだが、クラックが浅いため慎重なカム、あるいはナッツのセットが必要になる。核心のクラックは越えたが、その後の乗越しで、寒さのせいで手の感覚が無くなり惜しくも敗退した。
悔しそうなスケムネさんが、次に「ファルコンファング」にリードで挑戦したいと、登り始めた。クライミングを始めて1年半で11aをリードしようとする勇気に驚くが、途中テンションするものの、トップアウトしてしまった!次回レッドポイントは間違いない。私はトップロープで登ってみたが、3段目でテンション・・・。これにはショックを受けた。ノースでもっと練習しなければ!
ニールさん、トシゾーさんによる開拓への情熱のおかげで、こうして、この岩にしがみつくことができる。
Hさん、アカシさんも「バンブーダンス」10dと「ウルクハイダイレクト」10cを登っていた。この両ルートは、ホールドがとても細かく、寒いときは痛い。
トミーさんも開拓にチャレンジしていた。開拓の前に、なんと「ウルクハイ・ワルツ」を登っていた。登り終わった後、おそるおそる「どうでした?」と感想を尋ねると、「結構、緊張する!」との答え。そして「おもしろいルートをありがとう!」と握手を交わしてくれた。トミーさんに緊張すると言わしめた「ウルクハイ・ワルツ」、ニールさんとこのうれしさを分ち合いたい。
新しいアイテム、カタナレース。アカシさんとおそろいだ。漢字がダサいとシュウが言っていたが、この「刀」がいいんだ。
岩の天辺は、冷たい風が吹き続けている。
「また来たい」とこの岩場を気に入ったスケムネさんが言っていた。私も11aのルートを落としていきたい!(まだ1個しか登れていない)

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