竜爪山 沢口沢 クラックそうじ

以前、沢口沢で見つけたクラックが登れるのか気になっていた。そこで、ニールさんにお願いし、2015年は竜爪山・沢口沢から始まった。
城ケ崎のクラックで頑張りすぎて、肩を痛めたので今回はクラックそうじをしようと考えた。急なアプローチを登り、広場で休憩する。天神滝まで行くと、天神滝の右壁のツタが崩れ落ち岩壁が現れていた。ここは、リングボルトがあり、昔のクライマーが登っていたと思われる場所だ。もっとそうじは必要だが、長いルートができそうな感じだった。
シティースクエアから泥んこスラブ(枯滝)を通り過ぎ、枯れ沢を登り、左へトラバースすると植林帯に入る。杉の中の大きな松が目印となり、そこで休憩し、北へトラバースすると、ダイアモンドスラブ、そしてハーケンの残る縦フェイスに出る。ここに、目当てのクラックがある。
岩の上まで歩いて、懸垂下降で降りてみると、テラスがあることがわかった。このとき、50mの半分では足りないといけないので、1本での懸垂下降した。クラックはテラスで終わるのだが、テラスの木に終了点は頼りない。クラックの抜け口に溜まった石や泥をそうじすると、
すっきりしたクラックが通った。かぶっているクラックルートでフィンガーからハンドで登られるといいが、ハンドより少し広い個所もありそうだ。クラックの中にボロボロなスズメバチの巣もある。下部はもろく、取りつきが大変そう。ヘルメットを持っていく気になる。
ニールさんは右にあるダイアモンドスラブのそうじをしていたが、硬い岩面ともろい岩面があり、開拓は難しそうなかんじとのこと。しばらくはロングスラブの右上にある岩壁の開拓をすると話していた。
西日に照らされながら下山開始。クラックのある岩の上を北に進み、天神滝の沢を通り過ぎ植林帯を降るとロングスラブの裏に出る。アプローチの時間は長くはないが、全体的に急なのでいい運動になる。あのクラックを登ることはできるのか?

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