静岡労山クライミング教室での、小川山クライミングキャンプが今年も始まった。
土曜日の早朝に静岡を出発し、午前中に小川山へと到着。次の日は天気が悪いかもしれないので、この日に、今回の目的であるマルチピッチ「ガマルート」へ行ってしまおうと、ガマスラブへ向かった。
寒いかな?と心配していたが、日差しが強く、むしろ暑いくらいだった。斜面はゆるいが、ホールドの無いスラブに苦戦している講習生が多かった。スラブは、いつも練習している人工壁とはまるでちがう難しさがあるのだが、そんななかHさんはスイスイと登っていた。なんでうまく登れるか聞くと、「忍者な気分で登ればいい」とのこと。なんとなくわかる。
ガマスラブで少し練習したあと、ガマルートに入った。渋滞していた2ピッチ目にて、Wさんチームが途中のテラスで笑顔で答えてくれた。
スラブの得意なHさんも笑顔で登る余裕ぶり。このあと、5,9のルートをリードした。初ガマルートのリードで核心を越えた。去年は名誉会長にリードをしてもらったことを思い出し、自分もここまで成長したとうれしく思った。
岩の尾根に来れば、もうすぐで懸垂下降地点だ。ここからの眺めは気持ちがいい。最終ピッチを登る講習生の後姿が頼もしく見える。
去年、名誉会長と登ったガマルートでいじけていたsaeも、今や、クライミングはうまくなり、懸垂下降も格好よく降りていた。成長したなあ。
岩登りで疲れたあとは、バーベキューでお腹いっぱい食べ、焚き火を囲いながらの宴会が続いた・・・。
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