2012年2月11日足久保山岳会会長と計画している冬季赤岳のため、訓練として安倍奥の大光山へと登山へ。
メンバーは同僚であるzunkoと3人で、黄金の湯に車を停め、草木の村を通り過ぎていった。3軒ほどからなるこの村のたたずまいにゆったりとした気持ちになった。林道を進み、河原を歩き、登山道へと入る。登山道はしばらく杉の樹林帯が続く。
尾根を乗り越えるところに、ちょうどいい休憩場所があった。その後、なだらかな広い道を進むと、
水場の小屋に着く。小屋の中には台所もあり、泊まってみたくなる。
樹林帯の急な登りを我慢すれば、しだいに落葉樹の森となり、稜線に近づいたと分かった。振り返ると、深い静岡の山々を見わたすことができた。前々日の暖かい日に降った雨で、期待していた雪は少なかった。それでも、高度が上がると残雪があり、ほっとした。
この時期は、空に向かい枝を伸ばした木がとてもきれいだ。
大光山山頂へ延びる尾根の道は、広くて見晴らしがよく気持ちがいい。
大光山山頂の看板で、昼食のラーメンを食べた。水の沸騰を待つ間は寒いが、できたラーメンはもちろんおいしい。
奥大光山までの稜線では、雪歩きが楽しめた。雪は少し硬かったが、アイゼンの必要はなかった。
奥大光山から、安部の大滝方面へ下山した。急な道が続くので、「よくこの道を登ったなあ!」と以前縦走したことを思い出し、これでは大変だったのも当たり前だと山桜と話した。
とちゅうヤセ尾根を通過しなければならない。つり橋はないが、気をつければ大丈夫。
ヤセ尾根の緊張や、雪のついた急な下り坂にzunkoの疲労はたまっているようだった。苦戦しているようだったが、休憩を取りながら、少しずつ下山していった。
安倍の大滝までの遊歩道について、やっと一安心。そこでポーランドから来たカップルに出会い、会話した。こんなところにポーランド人が来るなんて、安倍奥すごいな。
最近、足久保をランニングしている山桜は、珍しく調子が良かった。はたして赤岳の山頂を踏めるのだろうか?
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