2013年1月6日正月休み最後の日。竜爪山の西側にある岩場、沢口沢へとクライミングに。沢口沢と言っているが、シャクシ沢という名前があるようだ。今回のメンバーは、ニールさん、私、リリー、ポリー、そしてオクヤマ君。
ニールさんと「ファイヤーゲン」の途中に懸垂用のボルトをつけようと計画していたが、お客さん(オクヤマ君)が来たので、クライミングをすることにした。まずは、「チュバカブラ」5.10bをオクヤマ君リード。続いて私も登るが、途中でテンションをかけて痛恨のフォール・・・。さすがにクライミングのしすぎで疲れが溜まっていたか?
元気なオクヤマ君は左の11aの「ウルバリン」を2回目でリード達成した。私も何とか2便目でリード。
そのルートを開拓したニールさんも、続いてリードした。肘に痛みを抱えているニールさん、登っている間は無視できるのだが、登った後に痛みが戻ってきてしまう・・・。
お化けブロックのおすすめルート「天邪鬼」をみんなで登った。核心部分の謎が解けなかったオクヤマ君だが、3便目で見事RP。
このルートも開拓したニールさん、とてもしなやか動き!
「7×7を久しぶりに登りたい」とやる気なオクヤマ君の提案で、シティースクエアへ向かった。竜神の滝を眺めに寄ってみると、枯れ滝の下には1本の木が、流れ落ちていた。泥がついている状態で、登るのは違う時期がいいだろう。
まずは、ニールさんから「7×7」5.10dに登ってもらった。ニールさん得意のスラブ、上手く登ってしまう。
出だしで苦戦していたオクヤマ君だが、踏んってレッドポイントできた。「7×7」へは初めて登った私は、出だしを簡単に登った。しかし、中間でジワジワ来るスラブの恐ろしさに、自分を信じられなくなって、ヌンチャクをつかんでしまった。気を取り直して、もう一度挑戦した。そして、困っている私に向かって、"Diagonally right !" とニールさんが英語でアドバイスしてくれた。「ななめ右!」という意味だが、これは、私が前もってニールさんに頼んでおいた英語のレッスンだ。クライミング中、必死に聞くので、覚えが早い!一難去ってまた一難を2回ぐらい繰り返す「7×7」。このスラブルートがこんなにおもしろいとは、おすすめのルートだ。
沢口沢には手つかずの岩がたくさん残っている。ただ、登るためにはかなりの大掃除が必要だ。
岩場からの眺め。安倍川の橋から岩壁が3つほど見えるが、おそらくまだ見つけていない。その岩壁を探そうとシティースクエアの上の急斜面を登ってみるが、今回は見つけることができなかった。
帰る前に、ロングスラブの裏側を見に行った。スラブとハングした壁があったが、岩が脆い部分が多かった。沢口沢の岩場には、まだまだ、大きい岩壁がありそうだが、山の斜面となっているので、探すにはひと苦労する。次回は未知の岩を探索か?
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