2013年1月20日最近はまっている鷲頭山でクライミング!
富士山をバックに、ニール会のメンバーがのんびりと岩場へ向かった。
まずは、メインウォールで、アカシさんとマンボウを登る。5.10aなのに、いつもパンプしてしまう。
メインウォールには人がたくさんいたので、ニールさんたちのいるカッチンロックへ移動した。カッチンロックは、メインウォールに比べ薄暗い印象を持つが、実際登ってみると、それぞれのルートが個性的で長さもほどよく、とても楽しめるエリアだ。ニールさんの友人のリョウヘイさんがボビー(5.9)を登っていた。リョウヘイさんは学生時代に、なんと氷河の研究をしていた。
いつもはサーフィンをしているフランシスさんも1年ぶりにクライミングを楽しんでいた。フランシスさんはオーストラリアから来たニールさんの友人だ。
次は、アカシさん、シュウ、私でおすましミーちゃん(5.10a)に挑戦した。少しかぶったルート。リーチのあるアカシさんがいいホールドを見つけてくれた。
私は2便目でやっと登れたが、登れると楽しくなる薄カブリなルート。
シュウも2便目でなんとかリードできた。
マドンナ(5.10c)2回目のアカシさん。それを見守るニールさんとフランシスさん。2人の応援で無事RPできた。
カッチンロック一番奥のアンノウン(5.10b/c)。(ルート名は不明ということか?)スラブからフェイスと移っていくルートで、ホールド、フットホールドを見極める目が必要だ。取り付いてみると、ここもまたおもしろかった。
そして、ニールさん、リベンジとなるか?前回、テンション掛けてしまったキティ(5.11b)をまた登ってみたいと話していたニールさんがリードを始めた。ビレイはリョウヘイさん。信頼関係ばっちりでいい感じだ。以前、湯河原に電車でクライミングに行ったこともあるらしい。電車の旅なので、帰りはビールで乾杯した思い出に残るクライミングだったとのこと。「どこだったかな?」とホールドを探しながらニールさんが核心に入った。
いいカチホールドがあるが、そこまでがとても難しい。カチを取ったあとは、痛そうなポケットに指2本でレイバック気味に体を上げていくムーブをしなくてはならない。そのムーブを見つけ出すニールさんはさすがだ!観察力と経験は、クライミング、特に外岩では重要だと、ニールさんの登り方を見てとても感じた。そして、見事RP達成!
カッチンロックを楽しんだ後は、メインウォールを過ぎ、ジャガイモ岩へ。もちろん目指すは、塩と酢(5.10c)と首狩り族の秘密基地(5.9)。このルートの開拓者を前にして、兄弟で同時オンサイトを狙ってみた。しかし・・・。塩と酢のスラブへ乗り込むところで、あ然。ホールドが細かすぎる!隣の首狩り族をシュウは無事オンサイトしたが、私は塩と酢の核心を越えられず敗退。「次回は落とすぞ!」と悔し涙を浮かべながら、
右壁クラック(5.9)でクラック修行でがんばった。
この日も、日が暮れるまで楽しみ、帰途に就いた。活動休止宣言をみんなにしたが、悔いのないほど登ることができた。しばらくは、ザイルパートナーが人生の核心を迎えるので、その応援をする予定だ。
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