鷲頭山クライミング まさかの11bレッドポイント!

年初めクライミングは鷲頭へ。ザイルパートナーはニールさん。行きの車で、「簡単な英語で話しかけてください!」とお願いし、英会話で向かった。
鷲頭のメインウォールは、たくさんの人でにぎわっていた。人のいないサンキューロックに、荷物をおろし、まずはニールさんがワイルドビター(10d)をリードする。ニールさんが掃除したので、以前よりホールドが分かりやすくなったのでは?私は、Dry(10c)をレッドポイント。
別グループで来た集は、この日、ETハングをレッドポイントした。ETハングを乗り越えた11aクライマー続出だ。
私の目標のルートは、「塩と酢」(10c)。このルートを開拓したニールさんにビレイしてもらい挑戦するが、核心で力尽き、敢え無くフォール。ニールさんに登ってもらい、ホールドを確認し、2便目でレッドポイント!細かいホールドと、ハイステップを組み合わせる厳しい核心越えだった。
その後、ニールさんの息子アーサーが、9歳の時に作ったルート、首狩り族の秘密基地(5.9)をニールさんが登り、私もフラッシュ。楽しく登れるルートだ。
メインウォールに戻ると、ギブ・マインド・トゥ(11a)をトップアウトしたヒロさんがちょうど降りてきた。11aを狙うハンターが、たくさんいる。しかし、ギブ・マインド・トゥは、クラックもあり、長いルートで難しそうだ。
あいかわらずメインウォールが混んでいたので、カッチンロックに移動し、ニールさんがキティ(11b)を余裕にリードした。ヌンチャクが掛ったので、私もリードしてみることにした。気軽に取り付いたのだが、今まで登れなかった核心部分に突入してしまった。これには自分でもびっくりするほどで、登れるかもと思い出したら、一気に緊張しだした。そして、夢中に核心を越え、後は、落ちついて終了点に向かい、まさかのキティ(11b)レッドポイント!何度も、ニールさんのムーブを見てたおかげだ。
興奮冷めずに、そのままマドンナ(10c)を2人で登り、
メインウォールに戻ると、ノタケさんもギブ・マインド・トゥに登っていた。誰が最初にレッドポイントするのか?
西伊豆最難の10aと言われる、北嶺ダイレクト(10a)を登ることにした。ニールさんのムーブを見てから、フラッシュしようと気楽に思っていたが、苦戦するニールさんに、これは簡単に登れないと分かった。中間部分の核心で、いったん降りてきたニールさんに代わり、私がリードした。核心部分で、下からのアドバイスをもらいながら、何とか登るが、力尽きフォール・・・。すぐに登り返しトップアウトするが、いいサイズのカムがなく、かなり焦ったクライミングとなった。次回はレッドポイントしたいおもしろいルートだ。
メインウォールで「11bクライマーになったぞ~!」と言いふらすと、集たちがキティを登ろうと、カッチンロックへ向かった。そんな簡単に登れないでしょと思うが、なんと助宗さんが2撃。
しかし、集にはまだ早かったようだ。今回は、塩と酢、キティ、Dryをレッドポイントできた。そして、まさかの11bクライマーになるとは!クライミングのレベルが少し上がったので、マルチピッチにも挑戦したい。

0コメント

  • 1000 / 1000