大井川・赤石沢 無念の敗退!  2日目

沢にいるときはほとんど寒さで震えていたが、昨晩は夏用シュラフで十分だった。暖かくすればスケムネさんのようにシュラフカバーだけでも寝られたかもしれない。
朝4時頃にたき火の火が消え始めたので、薪を足して火の番をするために起きることにした。昨日の時点で、百間洞の山小屋まで行くことはあきらめていた。この日は、取水口まで行き、そこから取水口メンテナンスの道があるなら、そこから帰ろうと思った。
なので、取水口まで釣り三昧。私はテンカラで。
ルアーのスケムネさんと、
ツッチャン。ここまで来るのに一苦労したおかげで、よく釣れる。
取水口が見えた。「この山奥にどうやって作ったの!?」
取水口の上は大きなプールとなっていた。ここで、メンテナンス用の道を探すが、期待は外れ、険しい斜面を登ろうと思った。しかし、ツッチャンが沢沿いに下降することを提案した。激流を下ることに恐さを感じたが、水量は少し減っていたので沢を下ることにした。
心配だった巨岩帯は予想よりうまく抜けられた。
滝つぼに巻き込まれないように淵は泳いだ。神の淵も流れに乗って簡単に通過できた。
いくつもある大きな淵は、ジャンプ!ザックを背負っての泳ぎにパニックになったスケムネさん。たしかに、ザックに頭が押され溺れそうになる。ここで遡行者2人と出会った。彼らと話していると私のカメラがないことに気付いた。「ジャンプして泳いだ時に落としたんだ!」しかし、さすがはツッチャン、泳いで見つけてくれた。群馬から来た沢ヤの人たちはどこまで行けたのだろう?
予想より沢沿いの下りがうまくいったのでよかった。たまに浅いところがあるので、ジャンプは注意だ!
「ラジオラリラ」赤石沢も終わりに近づいた。
スケムネさんもラジオラリアの赤石を持ち上げる!名残惜しい・・・。
充実感と安心感でいっぱいな無念の敗退。百間洞のトンカツを沢を詰めた後に食べたかった。そのあとの稜線はどんな景色だろう?
再会できる日を楽しみに。沢旅を分かち合った沢組合に感謝!!!

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