黒ん沢 2014 8月

ふらっと黒ん沢へ。以前は考えられなかったが、なんだか最近は、一人でも沢に行くようになってしまった。ケガや事故が心配なので緊張はするものの、自然と自分自身だけなので自由気まま。
黒ん沢の入り口だ。
それにしても、また流血!?スラブの岩を滑り落ち、指をすりむいてしまった。前回の下西河内でおでこ、その前は黒ん沢でアゴといい、沢で流血するとかなりうろたえる。この痛みを誰にも伝えることができず・・・。
しかし、翡翠色の水に癒される。
滝まで行き、高巻きへ。単独で心配だったので、渓流アイゼンを装着した。おかげで脆い斜面のトラバースを無事通過。
登攀可能な滝はいつもより慎重に登った。滝を越え、安心しながら沢を歩いていると浮石に乗り、思いっきり転んでしまった。ケガにはならなかったが危なかった。沢で動けなくなったら、どうなるんだ?しばらくドキドキした。そのあと、蜂に襲われた。もし、スズメバチに刺されたらどうなるんだ?一人だと次から次へと心配事が浮かんでくる。
テンカラしながら遡行した。蜘蛛の巣に邪魔され、枝に毛バリが引っ掛かり、焦りながら毛バリを付け直した。ふと、何に焦ってるのだ?と自分でもよくわからない・・・。黒ん沢には深い淵がいくつかあり、胸までつかり泳いでいるうちに、心配事も焦りも忘れてしまった。
淵から這い出て滝を登りきれば、
七ツ釜!毎回感動する。この日はコケが多く「登れないかも!?」とスラブの中間で焦ることもあった。しばらく遡行し、石垣のある所から山道を下山した。よく迷う下山道だが、その謎を解くことができた。鉄塔手前の左に延びる道は尾根に戻る。そのまま尾根を下れば、防獣ネットがあり林道に出る。

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